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皮脳同根 ベビーマッサージ編

2016/09/02

朝晩涼しくなり、過ごしやすくなってきましたね!

気持ちのよい秋風を感じながら、来週はベビーマッサージの講習会を開催します♡

 

皆さん、ベビーマッサージって、いつ頃から行われているかご存知ですか?

日本では、なんと!江戸時代から行われているそうです。

今と同じくオイルを用いての赤ちゃんへのマッサージ♡

着物を着た親子がマッサージをしている姿…想像するとなんだか面白いかも♪



赤ちゃんは、お腹の中にいる13週頃から皮膚感覚が生じると言われています。

妊娠中のお母さんが無意識にさするお腹へのタッチは、羊水を通じて赤ちゃんの皮膚を刺激しているのです。

その皮膚というのは、卵子が受精後、細胞分裂の段階において、外肺葉という部分から分化してくるのですが、脳も同じ外肺葉から分化します。

それ故に、皮膚は第2の脳と言われ、皮膚を刺激することは脳を刺激することと同じだと言われています。

これを<皮脳同根>といいます。

 

皮脳同根だからこその良いとされる点が、ベビーマッサージにもいくつかあります。

 

ベビーマッサージをすることによってのメリットとして

◇ストレスホルモンが減少する⇒成長が促進される

◇疼痛を緩和できる

◇睡眠覚醒行動が組織化される⇒入眠しやすく、よく眠れる

などがあげられます。

 

つまり、脳内ホルモンのバランスをとり、脳神経の伝達もスムーズになる、ということですよね♪

 

1248年には、こんな実験が行われました。

生まれてから言葉を聞くことなく育った赤ちゃんが何語を話すのか…という実験。

赤ちゃんは乳母に預けられ、話しかけることなく、触れられることも最小限とされました。

その結果、どの赤ちゃんも言葉が話せるようになる前に亡くなってしまったそうです。

 

また、インドの有名なマザーハウスでのお話。

マザーハウスでは、ホームレスの方や捨てられている孤児を保護しては、お世話されています。

その孤児の館では、お世話する人が行き来する通路際の赤ちゃんの方が育ちが良いそうです。

もちろん皆に平等にお世話はされているのでしょうが、やはり通路際の子どもたちへの目線や声がけが少し多いからだろう、とのことです。

 

本当に触れる、声をかける、目をかける、というのは人間が育っていく中で、大切だと感じます。

大人であっても健康に過ごしていく中で、スキンシップは必須だと思います。



 

講習会では、そんな事もお伝えしながら、アロマテラピーのご紹介をしていきます。

ベビーちゃんとママ達と会えるのが、今から楽しみです♡