今年も感染症が心配な季節となってきました。
インフルエンザにノロ、今年は肺炎も早々に流行っているように聞きます。
外部から体内へ入ってくる菌やウイルス。
それらは口や鼻から入ってきます。日頃の手洗い、うがいが何よりも大切ですが、そうしたものが体内に入ってくるとき、一番最初に防御、排出してくれるのが、鼻の粘膜や気道の繊毛となります。呼吸を深くし、気道を広げることで繊毛の動きは活発となります。
アロマテラピーでは、気道を拡張する精油や抗菌作用のある精油での感染症予防をお勧めしています。そこにマッサージを加えてあげることで、更に自己免疫力が高まりますので、合わせてのご使用をお勧めします。
【冬におススメの精油】
・ローズマリー … 特徴成分である1.8シネオールが、痰を排出させ、炎症を抑えます。
中枢神経を興奮させるため、乳幼児や妊産婦、授乳中の方、高血圧、
てんかん患者様のご使用には注意が必要となります。
感染症予防には、芳香浴や胸部のトリートメントをお勧めします。
・ユーカリ … 特徴成分である1.8シネオールが、痰を排出させ、炎症を抑えます。
気管支を拡張し、深い呼吸を促します。免疫力を向上させます。
感染症予防には、芳香浴をお勧めします。
・ティートリー … 特徴成分であるテルピネン‐4−オールに抗菌、抗ウイルス作用が
あります。真菌治療にも用いられるほど、菌に対しての作用が
大きく、年間を通して活躍する精油です。
感染症予防には、芳香浴、喉元のマッサージなどをお勧めします。